まめのきブログ

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アラカルト26 丸いもの

ケーキは円形だ。
 
大抵、大切な時を祝うケーキはやはり円形だ。
 
円形のケーキを八等分とかするときに、必然的にそこには、この大切な時を祝うために円というものを儚いけど切り分けるというこれもまた儀式的な意味があるように思える。考えすぎと言われるかもしれないが、そもそも儀式には何か目に見えないものの下に出る、という暗号が隠されている。その暗号は、神様の下に出る、というものだ。
 

 
これは考えてみると分かるのだが、真四角のケーキを切り分けるときにはその四隅が自分に割り当てられたとき、形がもちろん整っている。これは、ちょっとしたジンクスで安心になる。円形のケーキはみんな側面が円形という隠れたメッセージがある。
 
少し話がオカルト的になったが、例えばショートケーキの上のイチゴが一つ切り分けられずに、誰か他の人のものになるとき、ほしいというのは、儀式をまだあまり知らない小さい子だけだろう。
 
大人の深層心理には、残り物には福がある、というのは少し受けるのには高すぎるという考え方があるように思う。小さい子があまったイチゴをほしがるのは、これが人生で限りのある一つの’儀式’という考え方をあまり持っておらず、永遠があるのではないかという夢を抱いているからだと思う。
 
小さな子にとって、祝うという儀式が限りのある人の一ページと知った時に神様を祝う立場から、大人になって神様になりたいとこっそり目指すようになる。これが、宗教の始まりにもなる。
 
はるかむかし、宗教はほんのささいな祝い事が恐くなった人間が始めたものだとも言い換えられる。もう誰もが触れてはいけないことではあるが。誰のものでもない、切り分けられたイチゴを本当は誰もが欲しいのだ。
 

 

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