私は、ドキュメンタリー映画や実話ものの映画を観るのが好きです。
実話は、「自分も頑張ろう」・「自分も気をつけよう」というような気持ちにさせてくれて、自分の実人生に大いに役立つことがあるからです。
今回、紹介させていただくドキュメンタリー映画は、『キャメラを持った男たち―関東大地震を撮る―』。
題名の通り、100年前の「関東大震災」の時の映像に関する記録です。
【ストーリー】
倒壊した帝都東京を記録した映像が残されている。
猛火に追われ、大混乱のさなかにこの映像は誰が撮影したのか。
音もない、モノクロの記録フィルムが世紀を超えて今、語り始める。
狂暴な火炎と容赦ない倒潰、溢れかえる避難民と無残な遺体を前にして、撮影者は何を思い、何をフィルムに収めたのか?
様々な制限とバイアスから逃れられない、個人的で主観的な体験の記録であるがゆえに、映像による災害誌は、数字や統計、文書では実感することができない現場の切実さを100年後の別世界を生きる私たちにも共有させてくれる。
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【まとめ】
首都直下地震は、必ず来ると言われています。
いつか来たるべく日に備えて、できるだけの備えをしておこうという気持ちにさせられることでしょう。
100年前のジャーナリストは、「こんな時まで撮影してんのかよ!!」と、民衆に罵られましたが、「こんな時だからこそ、撮影し続けて、後世に残すんだよ!!」というジャーナリストとしての気骨みたいなものが感じられることでしょう。