本はすごい。
この世で人の人格形成に最も重要視されるのは、教育を施す周りの大人達だろう。
そしてその大人達も小さい頃は、本を読んでいた。
「この本、子供の頃読んだんだけど、いい本だった。読んでごらん。面白いよ。」
こんな会話はどこの家庭でも、聞かれるものだ。
本の起源は、世界中だが今の学問と教科書は紙から離れてきている。それでも元は紙から発展してきている。
PCの取り扱い説明書も、冊子だし、いわゆる文字の羅列だ。
‘語学は壮大な慣れ’とあるが、本は面白く読んでいる内に時間を忘れる。
古代エジプトで、パピルスを編んだ本を読む知的欲求の強い子供達の目と、江戸の寺子屋の真面目な眼差しと今勉学に嵌る現代人。
この世界はこういう感じで回っていく。
恐らくは4000年前も4000年後も。