新国立美術館で、「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」がやっていたので行ってきた。
美術館は何年か振りで、人生で数回しか行ったことがない。
そして新国立美術館へ行くのも初めて。
いざ中へ。
「光」が感じられるテーマなのだろうか。
なんの知識もないまま絵を見て気取ってみた。
しかし、ほぉ… 、全くわからない(*´ω`*)。
1枚目…2枚目… 何枚目かで、ジョンマーティン「ポンペイとヘルクラネウムの崩壊」というのがあった。
おぉ…、なんかスケールが大きく、絵の大きさも大きい。
私はこの「ポンペイのヘルクラネウムの崩壊」がとても気に入った。
お土産のコーナーでポストカードになっていたら、欲しいと思ったくらいだ。
私が中学生のとき、パズルで「バベルの塔」の絵画の絵柄を買ったのだけれども、それに通づるものがある。
きっと私は、「天地創造」のような広大なスケールの自然がモチーフのものが好みなんだなと思った。
スマホの待ち受けも、神々しい、人間とは比較できないくらいの地球規模の壮大な絵を待ち受けにしているから、きっとそうなんだろう。
このポンペイとヘルクラネウムの崩壊、奥行感が感じられ、その奥から太陽の光(だろうか?)が感じられた…
調べてみたら 、ポンペイ(イタリア ナポリ近郊)ヴェスヴィオ山のふもとにあった古代都市。
西暦79年のヴィスヴィオの大噴火で発生した火砕流によって、地中に埋もれたことで知られている。
滅びゆく都市の模様を描いていたのか…
あまりにも光の差す感じが綺麗だったので、希望的なものかと思ったんだけれど、違ったのかな…
確かに手前に描かれている人々は逃げているような、諦めているようなかんじを醸し出している。
ナビをつければ良かった…
このポンペイとヘルクラネウムの崩壊以外にも、沢山絵画があり、摩訶不思議な造形物もあったので、絵が全くわからない私でも楽しめた。
今度は秋くらいに上野でも行ってみようかな…