去年、「かづゑ的」という映画にインスパイアされて行って来た。(ハンセン病を扱った映画は他にも「砂の器」や「あん」といったものがある。ちなみにその日は「あん」にも登場したお食事処なごみで昼ごはんを食べて、おかみさんの貴重なお話も聞いた)
映画の話になってしまうが「かづゑ的」という映画の監督がラジオで語っていた言葉が印象に残っている。
かづゑさんが過酷な環境の中でも生きてこれたのは、家族から愛されていたという思いと、膨大な読書量に象徴される知的探究心であったと。
西武池袋線清瀬駅からバスで行った多磨全生園内は雨模様だったが、映画の上映時期が3月だったのもあり、訪れたころは立派な桜並木で(まだ咲き始めだったが)見事だった。
資料館では、人間の恐ろしさと、当事者達が立ち上がった闘いの歴史等が展示されていた。
人権問題を考える上で、又、知ることの大切さを改めて実感した1日であった。
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