まめのきブログ

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アラカルトその2 自然の中に見るもの

リザーブドフラワーというアートがあります。

それは造花ではなく、自然の花を乾燥(ドライフラワー化)して永く保存するというものです。

アートなのですが、これは花が生きていると言う観念からすると、動物でいう剥製という物だと思います。

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僕は、小学生の頃に友人から博物館のアンモナイトの化石をお土産として頂いた事があります。

 

果たして動物は、どの様にして、剥製にされるのでしょうか。

 

古代エジプトクフ王は、死後の世界でも生きるという象徴としてミイラになりました。

エジプトのピラミッドもスフィンクスも元々はその手の祭司的の意味合いを持っていたようです。

 

その点、人間以外の動物は何故剥製にされてしまうのでしょうか。

 

古代の各文明、オルテガではジャガーを神としたり、鷹や鷲を祀ったりする文明があります。

剥製というものは、残酷なものという印象を受けます。

例えば、動物は自然の中でやはり、土に返っていくものだと思います。そう考えると、草食動物が肉食動物にえさとして食べられる。

そう考えると果たして人間というものはどれだけ残酷なことをしているのかという印象を受けます。

 

博物館には剥製がありますが、この世を去っていく動物の魂は、やはり自分の宿っていた体は消えてほしいと考えていると思います。

北極熊や、フクロオオカミ、はやはりそうあるべきものなのかと思います。

但し、そこに沢山の研究者達の意識はあるのですが。

 

その様な考え方は、博物館だけではなく、古代の東北の蝦夷宮崎駿監督の『もののけ姫』)のアシタカに西の国に行く様に指示を出したのはヒィ様という猿の名前を持った巫女でした。

犬夜叉』でも奈落はヒヒの仮面をしていました。

 

ここで、暗い話から離れて、ガラッと変えます。

自然界で霊的な動物と言われているのは、狐、猫、犬、等です。

『地獄先生ぬ~べ~』の中ではいづな(東北の巫女‐青森県陸奥半島恐山の’口寄せ‘→死者の霊を宿らせる)が管狐として狐の霊を宿らせていました。

猫は、『ブラックキャット』の中でトレインが黒猫として不吉な象徴として、描かれていました。『マトリックス』の中では黒猫がアンダーソンにデジャヴとして、空間の歪みをを暗示させます。

更にロバート・レッドフィールドの『聖なる予言』でも猫は自然界で暗示を持つとあります。

犬は『ぬらりひょんの孫』で犬神として出てきます。

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